タイトル | : オイルポンプとミッションについて |
記事No | : 2383 |
投稿日 | : 2007/12/19(Wed) 11:27 |
投稿者 | : Mr,全噴 <4649@mecha-doc.com> |
PIKOさん、こんにちは。
オイルポンプはNB6のポンプ!というよりNB2のBP&B6は同じ部品を使っています。
NB2のポンプの方が油量アップしているのでお勧めです。 取り付けはB6がパッキンなのに対しNB2用はOリングになっているだけなので ボルトオンで付きます。 但し、B6初期型エンジンには付きませんので注意して下さい。
油圧アップに関しては仰る通りリリーフスプリングへワッシャーをかます方法です。 3mmワッシャーにすると6kg/cuまで上がります。 油圧アップした際には冷感時の油圧が高いので暖気してから走るようにしましょう。 オイルが温まらない内に走り出すと油圧が高いのが原因でオイル漏れを起し易くなります。 油温計&油圧計が付いているなら油温40度以上、油圧3kg/cu以下になってから 走るようにすれば安心です。
ミッションに関しては サーキット走行で最後の方になると3速に入り難い!! これは2つの原因が考えられます。 @ミッションオイルの耐久性不足 他メーカーのミッションオイル容量は約3Lですがロードスターは2Lと 容量が少ないのでオイルがタレ易いんです。 今使っているオイルより耐久性の良いオイルを使って様子を見て下さい。
Aエンジンマウントの劣化 エンジンブロックの温度が上がるとマウントにその温度が伝わります。 マウントがヘタっているとマウントが伸びてエンジンの動きが抑制できず エンジンを全開にしている時に10〜15cm動いてしまう事があります。 こうなるとミッションも動いて全開時の位置と全閉時の位置がズレるようになります。 これがシフトミスし易い原因の一つでもあります。 マウントが古い物なら交換して見て下さい。もし交換したばかりなら そのマウントでは耐えられないトルクが出ているのでエンジンダンパーや ロッドで押さえ付けるようにすると良いです。
個人的には市販されているエンジンダンパーで抑え切れる物は出ていないので シフトミス対策には必ずロッドでワンオフ制作しています。 以前は「エンジンパフォーマンスロッド¥15,000」という物を作っていたのですが 余り売れなくて廃盤にしました。 もし必要ならば¥25,000で制作可能です。
シフトミスでエンジンを壊したり、ミッションにダメージを与えOHをするハメになるなら ¥25,000−で対策するのが良いと僕は思いますけどネ!!
いろいろ検討して見て下さい。
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