タイトル | : Re^3: 点火時期の便乗質問 |
記事No | : 4383 |
投稿日 | : 2013/07/04(Thu) 23:05 |
投稿者 | : Mr,全噴 <4649@mecha-doc.com> |
スプリットファイヤー製のダイレクトコイルをヴィッツのコイルのみ交換する際の要領ですが、 ヴィッツコイル4端子の内、+、−、G信号の3本を使えば点火します。 残りの1本は回転信号ですからコイルのみ交換なら繋がなくてOKです。
オンジェクターの質問に関してですが、 NA6のインジェクター噴射容量は220ccです。 純正CPUはこの噴射容量に合わせた噴射時間設定でセッティングされています。
NB8インジェクターの噴射容量は270ccですから噴射時間が同じなら当然噴射量は多くなって不調になります。
インジェクター容量を変更した際にはサブコンなどを使い、噴射時間を調整するのが当たり前ですが それが出来ないならインジェクターはそのままが良いと思います。
ちなみにNB6インジェクターは2ホールで霧化状態が良くなり燃費的には良くなるのですが、 噴射容量はNA6と同じ220ccなので交換しても余り変化はありませんヨ!(テストしてデータ取り済み)
NA6はO2センサーが1本線でヒーターが付いておらず、走行して排気温が上がって O2センサーが高温になってからフィードバック(学習)が始まります。
排気温度が低いアイドリングや低回転領域では学習されないので、燃料の増減がされ難いんです。
比べてNA8はO2センサーが4本線でヒーターが付いており、排気温度が低い アイドリングや低回転領域でもフィードバック(学習)をします。
更にNA6のCPUは8bit、対してNA8シリーズ2のCPUは16bitなので1秒間の解析回数は2倍になるので、 フィードバック(演算)能力はbit数が大きい方が良い訳です。
つまり言いたい事はNA6の純正CPUだけでは低回転領域の燃料の不具合は解消されない!という事です。
そこでお奨めしたいのは低予算で燃料調整ができるようになる方法! 「ぶっちゃけブログ」でも以前紹介(2012/09/05)しましたが、 NA6,8bit→NA8,16bit CPUスワップ です。
低回転のフィードバックが行えるのと、エアフロ容量が1,800ccですから過給時の空気容量にも対応できます。
他にも加速補正がリニアになって加速時のレスポンスが向上したり、 ポン付けで10馬力アップしつつも燃費が良くなったり、 エンジンOH時にボアアップ(81φ-1722cc)にしたとしてもインジェクターを NA8用やNB8用に交換するだけで(CPUデータが1800ccだから)OKだったり。
サブコンやらフルコンの方が確かに現車に合わせたセッティングは出せますが、 当然費用は部品代+工賃で20万円オーバー!! しかもハイオク仕様になります。
その点、純正CPUですからレギュラーガソリンで問題無いし、標高の高い所に行っても、 真夏のエアコン使用時でも不調は出ないのは魅力です。
散々いろいろな車種の現車合わせセッティングを行いましたが、 純正CPUデータの熟精度には適わないなぁ、と思いますヨ。
CPUスワップの取付説明書が出来ていないのでまだラインナップはしていませんが、 商品としては取り扱いはできます。
商品のハーネス価格は¥47,250(税込)です。
この書き込みを呼んだ方で「制御系には高価」と思った方は… 何もイジらずに「どノーマル」で乗ってた方が良いと思いますネ↓↓
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