タイトル | : Re: コンロッドの違い |
投稿日 | : 2010/09/03(Fri) 19:59 |
投稿者 | : Mr,全噴 <4649@mecha-doc.com> |
オーバートルクさん、こんばんは。
コンロッドの重量合わせは注意と根気が必要です。
ピストンピンやクランクが入る部分に傷を付けないように気を付けて下さいネ。
H4年だと前期と後期の入れ替わり時期なので前期エンジンだったら
クランクが壊れますから後期にした方がイイですヨ!
さて、コンロッドのご質問に答えましょう。
コンロッドの刻印の数字は生産に使用した金型の番号です。
この番号は僕の扱った限りでは6〜9まで有り、重さや形状が異なります。
これはメーカーが何かを考えての事なんでしょう!
エンジンOHした際にコンロッドに刻印番号が違う物が入っている事も有ります。
その際には在庫して有った同じ番号の物を使っていました。
ブログ参照:2009/10/03 工場の片付け A
番号が違う物でバランスを取ろうとするとカナリ苦労します。
本来なら新品部品を取り寄せる際に「刻印番号は同じ物で!」と
頼むようにした方が良かったですネ!
SHOPさんでのバランス取りは大体4g以内が普通です。
メカドックは0.1g以内ですが・・・内がコダワリ過ぎなんです(^^;
NB用のB6コンロッドはコスト削減でピストンピンが入る小端部が圧入式になっていて、
真鍮のメタルが入っていません。
だからNA6のブロック+NB6のヘッド、組み合わせがベストなんですヨ♪