タイトル | : Re^3: 6/28のブログ記事 参考になった |
投稿日 | : 2017/07/22(Sat) 09:25 |
投稿者 | : Mr,全噴 <4649@mecha-doc.com> |
> スギさん
燃料を濃くするとトルクが増えます。
排圧も増えるので抜けの悪いマフラーだと高回転で詰まりますよね!
詰まったら排圧を少なくしないと余計に詰まって熱がEXバルブから抜け無くなりピストン温度が上がってしまう訳です。
燃料を薄くすると排気温度が下がるのは想像が付くと思いますので点火時期について、
混合気が燃える燃焼時間は点火時期を変えても同じです。
点火時期を下げる(プラグ着火点を上死点に近づける)と排気工程でも燃えているのでEXの温度が上がります。
点火時期を上げる(プラグ着火点を上死点から遠くなる)と圧縮工程で燃え尽きる方向になる。
という感じで考えて良いと思います。
ご指摘の通り、
> 燃料薄くすると異常燃焼 ノッキングでピストンが解けるとか教わった
> 進角を進めるもノッキングしやすくなる
これは間違いでは有りません。が…
今のセッティングがギリギリの燃調と点火時期になっている訳ではありませんよね!
やり過ぎるとそうなりますが現状のセッティングから排圧を抑えるように
現状のセッティングから少し変更して上げるだけです。
ターボ仕様の全開領域の空燃比は通常10.5〜11.0が常識ですが、
これを11.5前後にしたり、点火時期を現状より4度ほど進める程度です。
これだけでも排気温度は50度以上低く変化し、排圧も低くなります。
> マフラーのよく抜けたチューニング競技車の場合と逆をしなければならないとは難しいものですね
まさにその通りで勘違いする方が多いです!
抜けの悪い「車検対応マフラー」で競技車両と同じセットにしたら、
更に排気が抜け無くなるのは当たり前!!
マフラーの音量と排気効率は反比例する物です。
「抜けの良いマフラーで排気音が静かなマフラー」何て物は存在しません!
ハッキリ言って構造上無理です。
そんな物が有ったら既にスーパーGTなどで使ってますよね!
でも…スーパーGTの排気音は「爆音」!!(^^;
○排気効率を上げたいなら排気音量が大きくなるのは我慢する。
○排気音を静かにしたいなら排気効率を我慢してトルク、パワーを下げる。
このいずれかを選ぶ事になります。
ぶっちゃけブログやBBSに何回か書き込みましたが…
250馬力以上出しているエンジンで60φでは細いんです!
他社で2000ccクラスの社外マフラーサイズを調べてみてください。
殆どが75φ以上です!!
まだ排圧の測定が出来ていないので言い切れませんが…
ファミリアも75φ以上にしたら、レスポンスとトルクが激的に変化すると思いますよ♪(^^)