タイトル | : 圧縮比11超え!について |
投稿日 | : 2010/01/25(Mon) 01:20 |
投稿者 | : Mr,全噴 <4649@mecha-doc.com> |
佐々木 正明さん
圧縮比11に関してはSHOPにより考え方やセッティング方法が違うので
それぞれ意見が違うのですが。。。。
僕の考えでは「イケるけど気を付けて」という所だと思います。
現在のガソリンは温暖化対策の為に過去のガソリンのオクタン価とは違い
燃焼速度が速くなっています。
解り易く言うと昔のガソリンよりノッキングが起き易いガソリンになっています。
その証拠に2年前の年末に各SHOPさんでピストンが溶けて壊れたエンジンが
数多く身請けられました。
面研えお行うと燃焼室の容量が少なくなるので確かに圧縮比は上がります。
しかし、ココで見落としがちなのがスキッシュエリアの容積!
「スキッシュエリア」とはヘッドの平らに成っている部分の事。
燃焼室容量が少なくなっているのに、スキッシュエリアの面積が変わらない!
となると燃焼速度が速くなりノッキングが起こり易くなります。
でもB型のヘッドはご存知のように品質がバラバラで良いヘッドもあれば
粗悪なヘッドもあるので圧縮比11では通常大丈夫なのですが
中にはノッキングが納まらないヘッドも有るんです。
当りエンジン!ハズレエンジン!!見たいなもんですネ(^^;
面研を1mm以上行うならガソリンは必ずハイオクを使う事になります。
また、社外ピストンは物によってはバルブに当たってしまう事もあるので
ノーマルピストンしか使えない!という事も考えて置いた方がイイですヨ。