タイトル | : Re: オイルポンプについて |
投稿日 | : 2017/02/10(Fri) 10:04 |
投稿者 | : Mr,全噴 <4649@mecha-doc.com> |
>ラグ色さん
お久し振りです。(^^)
NA#、NB1のオイルポンプよりNB2の方が噴出容量も多く、高回転でもギヤが壊れなくなっています。
オイルラインの太さが同じでもオイルの噴出量が増えれば油圧は上がりますよね。
もし容量を増やしても意味が無いなら、他車種の「大容量オイルポンプ」も販売しないでしょ!
オイルは潤滑作用だけでは無くオイルに触れる部品の冷却の作用もしています。
例えば、熱いフライパンを冷やすのに水道の蛇口から少ない水を掛けているのと、多い水で冷やすのとでは冷える時間が違いますよね!!
それと同じです。
エンジンは燃料の燃焼で発熱する以外にも、ピストンリングやメタルなどの摩擦でも発熱します。
※クランクをモーターで5,000回転回すと、水温&油温は60度になるデータがある…らしい!
エンジンを回すと発熱する訳ですから、冷やす液体が少ないと温度が上がり、部品が熱膨張してクリアランス(隙間)が狭くなり摩擦抵抗が大きくなり、輪を掛けて発熱してしまうし部品も傷つきます!
オイルは人間でいう所の「血液」と同じです。
温度が高くても、低くても体調が悪くなるのと同じで、油温も適温でないとエンジンが不調になります。
だから油温、水温の温度管理は重要な訳です。
ジムカーナをやられるなら温度管理は重要項目。
速度が遅いのにエンジンを高回転で回す訳ですから、アルミのオイルパンでの冷却効果が得られません!
周回サーキットや峠などで60km/h以上の速度になれば走行風でオイルパンが冷やされるのでオイルも冷えますが、、、
ジムカーナは速度が低いのでオイルの温度は急上昇します!!
冷却の温度管理はサーキット走行するよりも効率を上げて上げないと、エンジンの寿命は短くなりますよ↓
最低でもラジエターとオイルクーラーはそれなりの物を付けましょう。
ラジエター、サーモスタット、電動ファン、オイルクーラー、オイルポンプは手を入れて上げた方が良いですね。
最後に
> NB2オイルポンプでデメリットはありますか?
メリットは有ってもデメリットは全く有りません。